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| 私が鉄道を好きになったのは、小学生の頃、自宅の最寄の駅の阿漕駅の近くに岩田池という池があります。よくその池に釣りに行きましたが、たまに池へ行くまでの踏切でDD51に牽かれた青や茶色の古めかしい列車を見ることがありました。当時から古い物が好きだったようで、「かっこいいな～乗りたいな～」といつも思っていました。やがて鉄道の旅への憧れにかわり、中学生になってからは度々阿漕～亀山・松阪～阿漕、ときには尾鷲の方まで旧型客車に乗りに出かけました。旧型客車の車内はＳＬ時代からの旅の空気に心地よく包まれて、いつまでも旅を続けたい・・・ そんな気持ちなりました。 その旧型客車も紀勢本線では1985年3月13日に廃止され50系客車にかわりました。旧型客車に比べ近代的な50系客車はキハ48と内装がよく似ているせいか、客車列車の雰囲気は薄くなりましたが、気動車や電車とは違った乗り心地に魅力はありましたが、約1年間という非常に短い期間で廃止になりました。 旧型客車が紀勢本線から姿を消して2年後、国鉄に運命の時がやってきました。それは国鉄分割民営化です。このニュースは当時高校生の私にとって、衝撃的なニュースでした。1987年3月31日国鉄は115年の歴史に幕を閉じました。ＪＲにかわってからは、私は鉄道ファンか離れてしまい、鉄道を利用しての旅に出ることが極端に少なくなりました。 私が鉄道ファンから離れ10年の時が流れましたが、再び鉄道にファンになるきっかけが、1996年電車でＧＯ！の登場です。バカみたいなきっかけですが、ゲームとはいえ憧れだった電車の運転ができて夢が実現できた気がしました。電車でGO！をすると電車の運転席かぶりつきをしたくなり鉄道ファンに復活するきっかけになりました。 1999年頃からはインターネットで鉄道関係のホームページを見るようになりました。そして2000年の2月には自分専用のパソコンを購入。それからはインターネットでの鉄道の情報や写真を見ることができるようになりました。いろんなホームページを見ているうちに自分でもホームページを作りたいと思うようになり、2000年4月7日に三重県内の鉄道写真と風景や花などの写真をテーマとした「繰り返す季節の中で」を開設しました。 |
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