2008年7月6〜8日
12月に入籍、2月に結婚式をすませ、7月は二人が一番楽しみにしていた新婚旅行です。北海道は私が2000年に10月に一人旅をしたことを妻と出会った頃から何度か話をしていました。そして、いつかは二人で北海道を旅したいねと話すようになりました。前回は私が旅した行程は行きは大阪からトワイライトEXPで帰りが太平洋フェリーだったことから、今回は逆回りの行きは名古屋から太平洋フェリーで帰りに札幌からトワイライトEXPを利用することにしました。夏の旅だったので出発まで台風の接近がないかひじょうに心配していましたが、そんな心配もよそに夏らしい暑い日の出発になりました。

北海道へ向けて出発！！


7月6日高茶屋駅13：05発の亀山行き922Cに乗車し津駅から近鉄伊勢志摩ライナーのツインを利用しました。大きな荷物があるときにとてもいい車両です。大きな窓に付いている電動カーテンがおもしろくて妻と何度も下げたり上げたりして遊んでました。



名古屋駅から野跡駅あおなみ線に乗って野跡駅からフェリー乗り場まではタクシーを利用していよいよ北海道苫小牧に向けて出発です。乗船時間まで１時間以上あるとあって人はまばらでした。乗船手続きを済ませ２階にある待合室で待っていましたが、ツアー客がほとんどでしたが、思っていたより乗船客は少なかったです。洞爺湖サミットが開催されるとあって名古屋港でも数人の警察官が何度も巡回していました。


出港90分前の6時30分いよいよ乗船開始です。特等の通路を通り一番奥にある階段を上ると今回利用するスイートルームです。「いしかり」は船首部分の最上階の右と左がスイートルームで中央の2部屋がセミスイートルームです。私たちの部屋は右側の部屋でした。客室乗務員さんに部屋まで案内してもらい部屋の説明や注意事項を聞いてから荷物を置いてしばらく部屋でのんびりしました。


「いしかり」は前回ランチバイキングで乗船した「きそ」より総トン数は小さいですが、公室が広々しているので大きく感じます。船内のデザインも個人的にはこちらのほうが好きです。まるでホテルのロビーのようですね。
苫小牧行きフェリーは名古屋港を8時に出港ですが、レストランのオープンは1時間前の7時からです。名古屋港の夜景を見ながらの食事は最高でした。


銅鑼が鳴っていよいよ出港です。船はゆっくりとバックしたあとぐるりと方向転換。前進してしばらくすると湾岸自動車道に掛る名港西大橋をくぐります。風がとにかく気持ちいい！！





名古屋から仙台までは太平洋とは思えないような穏やかな海で船はほとんど揺れませんでした。しかしすごい霧で視界は最悪・・・


視界がないまま仙台港に到着です。たくさんのカモメが船を追いかけて飛んできました。


仙台港に到着するとかなりの人が乗り込んできて個室はほとんど満室になりました。大部屋も満室で畳の部屋までもが使われました。


定刻どおり仙台港を出港！タグボートに曳かれ向きを変えて港を出ます。相変わらず霧が濃くじめっとしています。風はほとんどなく外海に出ても穏やかでどこまでも鏡のような海でした。


太平洋フェリーの最大のイベント？　「きたかみ」との行き違いシーンです。2000年に旅したときは名古屋港行き「きたかみ」から「いしかり」を見送りました。





ゲームにラウンジショーに船での生活は退屈しません。初代「電車でGO！」は懐かしい！もちろん山陰本線のキハ58をプレーしました。


定刻通り苫小牧港に到着です。バックで接岸ですので下船まで時間がかかりました。


洞爺湖サミットが開催されるとあって苫小牧港も厳重警戒！フェリーから下りてくる車を１台ずつ検問していました。




素材をお借りしました。